仕事も恋愛も、うまくいかない理由は分かっている。期待しすぎるから、信じすぎるから、踏み込みすぎるから──。それでも人は、誰かと一緒にいた夜を欲しがってしまう。韓国映画『恋愛の抜けたロマンス』は、そんな矛盾だらけの大人の感情を、甘さ抜きで描き切った一作だ。ロマンスという言葉をあえて外したタイトルが示す通り、本作の主役は恋ではなく「本音」である。
こんな人におすすめ

・恋愛映画のきれいごとに疲れてしまった
・大人の恋がなぜ難しいのか、言語化してほしい
・距離感の近い関係ほど、しんどくなるタイプ
・笑えるのに、なぜか後味が残る作品が好き
・チョン・ジョンソ、ソン・ソックの空気感が気になる
動画は映画『恋愛の抜けたロマンス』のティキタカ・コメンタリー映像を、CJ ENM Movie公式YouTubeより引用しました
作品基本情報
配信サービス:U-NEXT/Prime Video
上映時間:95分
ジャンル:大人のロマンティックコメディ/ヒューマンドラマ

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恋愛の抜けたロマンス DVD・Blu-ray・関連商品
恋に疲れた大人同士が、不器用な距離感のまま惹かれ合っていくリアルなラブストーリー。甘さ控えめの会話と空気感が心地よく、笑いと共感がじんわり残ります。気張らない恋愛映画を観たい夜におすすめの一作です。

キャスト情報
チョン・ジョンソ(ジャヨン役)

『バーニング 劇場版』『コール』などで強烈な存在感を放つ女優。本作では、恋愛から距離を置こうとする29歳の女性を等身大で演じる。強がりと寂しさが同時ににじむ表情が秀逸で、観る側に「分かってしまう痛み」を残す演技が印象的。
ソン・ソック(ウリ役)

『私の解放日誌』『D.P.』で注目を集めた俳優。感情を表に出さない33歳の男性を演じ、淡々とした佇まいの中に孤独と諦めを忍ばせる。言葉よりも間で語る演技が多く、沈黙がそのまま感情になるタイプの役どころだ。
コン・ミンジョン
日常に溶け込むリアリティのある演技が持ち味。主人公たちを取り巻く存在として、物語に現実感を与える。恋愛を「外側」から見る立場だからこそ、観客の視点と重なりやすい。
あらすじ
ネタバレなし
仕事も恋愛も思い通りに進まない29歳のジャヨンは、元恋人との別れをきっかけに恋愛から距離を置こうとしている。しかし、どうしようもない孤独に負け、最後の手段としてデートアプリに登録する。一方、仕事では都合よく使われ、恋愛でも傷を引きずる33歳のウリも、取材のため半ば強制的に同じアプリに参加することに。名前も目的も伏せたまま出会った二人は、互いに深入りしない関係を約束するが──。
ネタバレあり
「恋愛はしない」「期待しない」という前提で始まった関係は、次第に綻びを見せていく。言葉にしない優しさ、踏み込まない気遣いが、逆に相手を傷つけてしまう瞬間もある。過去の恋愛で受けた傷や、社会人として積み重ねてきた諦めが、二人の距離を近づけも遠ざけもする。本作は、関係に名前をつけることの重さと、それを避けてしまう弱さを、決して美化せずに描いていく。



見どころ・魅力
恋愛をしない選択が、こんなにも不安定
本作が鋭いのは、「恋愛をしない」という選択が、必ずしも楽ではないと描いている点だ。期待しなければ傷つかないと思っていたのに、何も求めない関係ほど心が不安定になる。大人になるほど合理的な判断を重ねてきたはずなのに、感情だけは計算通りに動かない。そのズレが、リアルな痛みとして伝わってくる。
会話の端々ににじむ本音の怖さ
二人の会話は軽く、時にユーモラスだ。しかし、その裏側には「ここから先には踏み込まないでほしい」という防衛線が張り巡らされている。冗談のような一言が、実は一番正直だったりする瞬間が多く、観ている側も思わず自分の経験を重ねてしまう。
甘さを排したロマンスが、逆に刺さる
キスやときめきよりも、気まずさや沈黙が印象に残るロマンス。だからこそ、この映画は観終わったあとにじわじわ効いてくる。誰かと一緒にいた夜の記憶や、言えなかった本音が、不意に浮かび上がる構成になっている。
SNSの声(期待の声)
・「設定からしてリアルすぎる。甘くならない予感が逆に気になる」(X)
・「チョン・ジョンソとソン・ソックの空気感が絶対合う」(Filmarks)
・「タイトル通り恋愛が抜けてそうで楽しみ」(X)
・「大人向けロマンスって聞いて期待してる」(映画レビュー系ブログ)
・「デートアプリ題材なのが今っぽい」(X)
主演俳優「チョン・ジョンソ」おすすめ作品3選
『恋愛の抜けたロマンス』で、飾らない言葉と自然体な演技で観客を魅了したチョン・ジョンソ。デビュー以来、異例のスピードでトップスターへと駆け上がった彼女の「変幻自在な怪演」を堪能できる3作品を厳選しました。
1. 『ザ・コール』:映画史に残る最恐のヴィラン、狂気の演技に震える
過去と現在が一本の電話で繋がるスリラー作品。チョン・ジョンソは過去に生きる殺人鬼を演じ、その圧倒的な破壊衝動と狂気で観る者を恐怖のどん底に突き落としました。本作で数々の映画賞を総なめにした、彼女の圧倒的な実力を知る上で絶対に避けては通れない衝撃作です。
2. 『バレリーナ』:冷徹な怒りと美しさが交差する、壮絶な復讐アクション
親友を死に追いやった組織に対し、文字通り命をかけて復讐を果たす元用心棒を熱演。セリフを削ぎ落とした静かな佇まいから放たれる、キレのあるアクションシーンは圧巻の一言です。彼女の持つ「孤高の美しさ」と「力強さ」が際立つ、Netflix発のスタイリッシュ・ノワールです。
3. 『ウェディング・インポッシブル』:待望のラブコメ初挑戦!ギャップに萌える最新ドラマ
これまで強烈な役柄が多かった彼女が、無名の女優として親友との「偽装結婚」を企てるヒロインを演じました。不器用ながらも一生懸命な姿や、予想外の恋に揺れ動く表情など、彼女の新しい一面が発見できる作品です。2026年現在も、彼女の「等身大の魅力」が見られるドラマとして人気を集めています。
まとめ
『恋愛の抜けたロマンス』は、恋愛を描きながら、恋愛から逃げようとする人たちの物語だ。好きになる前に距離を測り、傷つく前に手を離す。その選択が正しいのかどうか、映画は答えを出さない。ただ、「それでも人は誰かと寝てしまう」という現実だけを、静かに差し出してくる。甘いロマンスに疲れた人ほど、深く刺さる一本だ。
▶ 映画『恋愛の抜けたロマンス』ティキタカ・コメンタリー映像/CJ ENM Movie公式YouTube
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