韓国ドラマ『雲が描いた月明り』は、2016年にKBSで放送された名作であり、ロマンティック・コメディと時代劇というジャンルを見事に融合させた珠玉の作品です。主演を務めたのは、繊細な演技と高い人気を誇るパク・ボゴムと、子役時代から活躍を続ける実力派女優キム・ユジョン。この2人が織りなす胸キュンシーンや、切ないすれ違い、重厚な宮廷政治の背景が絶妙に絡み合い、物語に深みを与えています。
時代劇の格式と恋愛ドラマのトキメキを同時に味わいたい人に
本作はAmazonプライムビデオで字幕付きで配信中。全20話で構成されており、3話まではプライム会員であれば無料で視聴可能というのも大きな魅力です。時代劇の格式と恋愛ドラマのトキメキを同時に味わいたい人にはうってつけの作品で、韓国国内はもちろん、日本や他のアジア諸国、さらには世界中の韓ドラファンから熱烈な支持を受けています。また、OST(オリジナル・サウンド・トラック)も話題となり、音楽の力で感情移入をさらに後押ししてくれます。
あらすじ|男装女子が皇太子に仕える!?運命の出会いと恋の行方
©KBS公式ティザー『雲が描いた月明り』より引用

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サムノムことラオンの運命的な出会い
キム・ユジョンが演じるラオンは、借金を背負いながらも男装して恋愛相談を請け負う日々を送っている機転の利く少女。ある日、「恋する女性に自分の代わりに会ってほしい」という依頼を引き受けた彼女は、思わぬ相手と出会ってしまいます。なんとその相手は一国の王女、ミョンウン公主。しかもその兄である皇太子イ・ヨン(パク・ボゴム)は、妹宛ての恋文の送り主を探すため、直接ラオンに接触してきたのです。
宮廷での再会と新たな運命のはじまり
驚いたラオンはヨンとの接触を避けようと逃げ出しますが、運命のいたずらか、借金のカタとして内官として宮廷に売られてしまいます。再びイ・ヨンと顔を合わせることになったラオンは、皇太子に仕えることに。ヨンはラオンを男性だと信じたまま、彼女に対して今までに感じたことのない不思議な親しみを抱きはじめます。一方で、ラオンは女性であることを隠し続けながら、心のどこかでヨンに惹かれていく自分を抑えられなくなっていきます。
ヨンのそばで過ごすうちにラオンは彼の優しさや誠実さ、時折見せる少年のような無邪気さに触れ、次第に心を開いていきます。また、ラオンの存在によって皇太子の堅い表情がほぐれていく様子は、視聴者にとっても大きな見どころです。
三角関係と陰謀の渦巻く宮廷
さらに物語を彩るのが、ヨンの幼なじみであり、朝廷の実力者キム・ホンの孫であるキム・ユンソン(B1A4 ジニョン)。ユンソンはラオンが女性であることにすぐに気づき、彼女に強く惹かれていきます。ラオン、ヨン、ユンソンという三角関係が生まれ、それぞれの思いが複雑に交錯していく中で、宮廷内では権力闘争や陰謀が次々と浮上。恋と政治、秘密と真実が絡み合いながら、物語は息をもつかせぬ展開を見せていきます。
また、父を処刑された過去を持つヨンの孤独や葛藤も物語に深みを与え、単なるラブストーリーにとどまらない緻密な人間ドラマが展開されます。視聴者は、恋愛だけでなく、信頼・友情・裏切りといった多面的な人間関係にも引き込まれていくのです。
キャストプロフィール|若手実力派2人が魅せる感動の共演
パク・ボゴム

- ハングル表記:박보검
- デビュー作:2011年 映画『ブラインド』
- 生年月日:1993年6月16日(32歳)
- 身長・体重:182cm・65kg
- 血液型:O型
パク・ボゴムは『応答せよ1988』でのブレイク以降、若手俳優のトップを走り続ける存在。穏やかな笑顔と優れた演技力を併せ持ち、女性ファンだけでなく幅広い層から支持を集めています。本作では皇太子という威厳ある役を自然体で演じ、キュートさとカリスマ性を見事に両立させています。また、感情の機微を繊細に表現する演技力にも注目。冷静と情熱の間を揺れ動く心情が見事に描かれています。

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キム・ユジョン

- ハングル表記:김유정
- デビュー作:2004年「ソウル牛乳」広告
- 生年月日:1999年9月22日(25歳)
- 血液型:O型
キム・ユジョンは子役からスタートし、数多くの作品で圧倒的な存在感を放ってきた演技派女優。『太陽を抱いた月』で時代劇女優としての評価を確立し、以降『アングリーママ』『ホンチョンギ』『マイ・デーモン』などで主演を務め続けています。本作では、男装という難しい設定をリアルかつ魅力的に演じきり、多くの視聴者に強い印象を残しました。彼女の表情の変化、声のトーンの使い分けにも注目です。

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SNSでの感想・話題の声
- 「絵本のように美しい映像と衣装にうっとり」
- 「ラオンとヨンの距離感がとにかく尊い!」
- 「OSTが心にしみる…毎話、音楽が感情を引き立てる」
- 「笑いと涙のバランスが完璧。最後まで飽きない」
- 「脇役も全員魅力的で、誰ひとり無駄がないキャスティング」
- 「このドラマを観て、久々に胸がキュンとなった」
- 「ヨンのツンデレっぷりがたまらない」
見どころポイント|見逃せない魅力を徹底紹介
1. 時代劇×ラブコメの黄金バランス
古典的な王宮の世界観に、現代的なテンポとユーモアを融合。歴史ドラマが苦手な人でも、登場人物の感情に共感しやすい構成になっています。セリフ回しも洗練されており、言葉遊びや心情の描写が巧みです。
2. 主演2人のケミストリー
パク・ボゴムとキム・ユジョンの掛け合いは、まるで本物の恋人同士のような自然さ。目線の動きや表情の細やかな変化に注目して観ると、より感情移入できます。ふたりの間に流れる空気感が、視聴者を惹きつけます。
3. 華やかな衣装と美しいロケーション
登場人物たちがまとう衣装はすべて上質でカラフル。美しいロケ地も多数登場し、視覚的にも存分に楽しめます。色使いにも物語の感情が反映されており、衣装デザインや美術にもこだわりが光ります。
4. サブキャラクターの存在感
内官や重臣たち、王族の一員など、サブキャラクターたちにも緻密な設定があり、それぞれの背景が丁寧に描かれています。視点を変えて観ると、新たな発見があるかもしれません。個性的で愛すべきキャラクターが揃っているのも本作の魅力です。
5. 脚本・演出の完成度
物語の構成がしっかりしており、1話ごとの引きが強い。映像美と演出が融合した完成度の高さも特筆すべきポイントです。細かな伏線が後に回収される展開も見どころの一つで、最後まで目が離せません。
雲が描いた月明かり オリジナル・サウンドトラック
ドラマ『雲が描いた月明かり』の世界観をそのまま詰め込んだOST。感情豊かなボーカル曲から、物語を彩るインストゥルメンタルまで、聴くたびに名場面がよみがえる2枚組構成。ソユ(SISTAR)&ユ・スンウ、サンドゥル(B1A4)、GUMMY、ベン、ソン・シギョン、K.will、エディ・キムなど豪華アーティストが参加し、切なさや温もりを音楽で表現している。さらに、主演パク・ボゴムが歌う「愛しい人」も収録され、ファン必聴の内容となっている。
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【収録曲】
CD 1
- 眠れない夜/ソユ(SISTAR)、ユ・スンウ
- 素直になれなくて/サンドゥル(B1A4)
- 雲が描いた月明り/GUMMY
- 霧の道 (Prod. By ジニョン(B1A4)) /ベン
- やさしく、さようなら/ソン・シギョン
- 溶けていく/K.will
- 星のように輝く愛/エディ・キム
- 会いたくて (Laon Ver.) /ベイジ
- Love Is Over/ペク・チヨン
- 永遠のひと/イ・ジョク
- 愛しい人/パク・ボゴム
- 会いたくて (Lee Young Ver.) /ファン・チヨル
- 会いたくて (Humming Ver.)/ベイジ
CD 2
- Moonlight Flows/2nd Moon
- While We Were Apart/2nd Moon
- Take My Hand/2nd Moon
- Young’s Waltz
- Disapprove
- When We Are Crying Under A Moonlight
- Laon’s Song
- Moonlight
- Just Thinking Of You
- Somewhere Over The Cloud
- My Love
- Be With Me, My Dad
- Friend, And Now, We Are…
- Uprising
- Lotus Lantern Festival
- Light Of Destiny
まとめ
『雲が描いた月明り』は、単なるラブコメでも、単なる時代劇でもありません。ロマンスのドキドキと、王宮内での人間模様が交差することで、視聴者に深い感動と余韻を残す作品です。主演のパク・ボゴムとキム・ユジョンの演技力、脚本の妙、映像美、音楽のすべてが合わさって、ドラマファンなら一度は観ておくべき傑作と言えるでしょう。韓国ドラマの名作として、これからも語り継がれていくであろう一作です。
OSTをはじめ、グッズや関連本も豊富に展開されており、ドラマを観終えた後も余韻に浸れる楽しみがあります。歴史や恋愛、家族や友情、さまざまなテーマが詰まった『雲が描いた月明り』は、幅広い層におすすめできる作品です。

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■筆者の視点・感想
『雲が描いた月明り』は、パク・ボゴムとキム・ユジョンの若々しくも堂々たる演技が光る、心温まる時代劇ロマンスでした。最初は身分を隠して男として宮中に入るという設定がユニークで、その中で芽生える恋心が丁寧に描かれており、視聴者の心をつかんで離しません。
特にパク・ボゴムさん演じる世子の繊細な感情の表現が秀逸で、恋に落ちていく過程や王としての葛藤を見事に演じきっていました。王族としての重責を背負いつつも、心から愛する人を守ろうとする姿には、胸が熱くなります。
また、キム・ユジョンさんの男装姿から始まる変化も見逃せません。彼女の芯の強さと可憐さが絶妙に共存し、ドラマ全体に清涼感を与えていました。二人の相性は抜群で、視線の交差だけでも感情が伝わってくるようでした。
王宮の陰謀や家族との関係などシリアスな要素もバランス良く配置され、エンタメとしての完成度も非常に高い作品でした。青春と運命、恋と責任が交差する、美しく切ない物語。まさに時代劇ロマンスの名作といえる一本です。






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