映画「パヴァーヌ」で主演を務めるコ・アソンとムン・サンミンが、ファッションマガジン「ELLE KOREA」3月号の誌面を飾り、大きな注目を集めています。パク・ミンギュの小説「亡き王女のためのパヴァーヌ」を原作とした本作の世界観を、二人はその静謐かつ鋭い眼差しと身振りで完全に表現しきりました。
映画は、心の扉を閉ざして生きてきた3人が互いの光となり、再び人生と愛に向き合っていく物語を描いています。撮影後に公開されたインタビューでは、二人がそれぞれ演じた役柄に対する深い理解と、現場で共有した濃密な感情について語られました。
鏡合わせのような存在感―映画「パヴァーヌ」が引き出した二人の真価



今回のグラビア撮影は、原作小説の持つ独特の哀愁や美しさを現代の感性で再解釈したものとなっています。現場での二人は、まるで物語の登場人物そのもののように自然に呼吸を合わせていたといいます。
コ・アソンはムン・サンミンについて「既にキョンロクになった状態で現場に来ていた」と信頼を寄せ、ムン・サンミンもまた「コ・アソンは最初からミジョンとして存在していた」と応じました。二人の間に流れる、急がない距離感や現場でのプロフェッショナルな態度は、劇中のキャラクターたちの関係性形成にも不可欠な要素として反映されました。
ミジョンとキョンロクへ込めた切実なアプローチ
二人は本作を単なる演技の場としてではなく、自身のキャリアにおいても極めて重要な挑戦として捉えていました。
心のスイッチを閉ざすミジョンを演じたコ・アソンの葛藤
コ・アソンが演じるミジョンは、愛を育むことに対して幸福よりも先に「恐れ」を抱く人物です。彼女はミジョンというキャラクターを、「その時々によって心を開閉するスイッチがある」と分析しています。また、原作小説の文章を演技の重要な土台とし、映画の台本には書かれていない感情の機微を、表情や呼吸で自然に導き出したと語りました。
無気力の中に宿る繊細さを表現したムン・サンミンの挑戦
一方、舞踊家を夢見る青年キョンロクを演じたムン・サンミンは、台本を初めて手にした際に「手放したくない作品だ」という直感を抱いたと明かしています。彼が最も腐心したのは、「無気力に見えても、感情がないわけではない」というキョンロクの微妙な状態を維持することでした。特に序盤の登場シーンでは、キャラクターの印象を観客に自然に伝えるため、表情と態度に細心の注意を払ったといいます。
アイスランドで完結した物語、二人が共有した喪失と昇華
映画の後半に向かうにつれ、二人のキャラクターが抱える感情の密度は極限まで高まっていったと彼らは振り返ります。
ミジョンが消えた後、感情を爆発させるシーンについてムン・サンミンは「現場で感情が一度に溢れ出た」と語り、当時の状況を回想しました。また、コ・アソンはアイスランドでの撮影を振り返り、「キャラクターを送り出さなければならないという感情が強く残った」と、作品に対する深い愛着を吐露しました。互いに背負った重い感情を、現場という空間で昇華させた二人の俳優。彼らが紡ぎ出した映画「パヴァーヌ」は、多くの観客の心に静かな衝撃を与えることになるでしょう。
引用先:
パク・アルム「ムン・サンミン&コ・アソン、バッグハグや互いを見つめる胸キュンショットも…密着グラビアが話題」(2026年2月24日配信)




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