2001年、韓国の保守的な街・大邱(テグ)。日本の大衆文化がまだ制限されていた時代に、人目を忍んでJ-POPを聴き、心を通わせた二人の少年がいました。
2026年6月5日(金)より日本公開が決定した韓国映画『君と僕の5分』は、第20回大阪アジアン映画祭でJAIHO賞を受賞し、「ボーイ・ミーツ・ボーイ映画の新たな傑作」と絶賛された青春ドラマです。この度、待望の特報映像、ポスタービジュアル、本予告映像、場面写真が一挙解禁されました。さらに、globeの名曲「DEPARTURES」が挿入歌に決定。切なくも瑞々しい映像は、今を生きる私たちの心に、あの頃の青い痛みを鮮烈に蘇らせます。
韓国映画「君と僕の5分」はこんな人におすすめ

- globeをはじめ、2000年代初頭のJ-POPやアナログな空気感にノスタルジーを感じる方
- 保守的な社会の中で、自分の「好き」や「アイデンティティ」を必死に隠して生きた記憶がある方
- 『君の名前で僕を呼んで』のような、繊細な心理描写と美しい映像美のクィア映画が好きな方
- 期待の若手俳優シム・ヒョンソとヒョン・ウソクの、言葉を超えた圧倒的な「ケミストリー」を堪能したい方
- 2026年現在、短編的な上映時間(104分)の中に濃密なエモーションが凝縮された、質の高い映画を求めている方
動画は映画『君と僕の5分』特報 |2026年6月5日(金)公開SPOTTED PRODUCTIONS/YouTubeより引用しました
基本情報
- 配信サービス名:2026年6月5日(金)全国順次公開
- 公開劇場:新宿武蔵野館、角川シネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか
- 話数:劇場公開映画(韓国)
- ジャンル:青春、ボーイ・ミーツ・ボーイ、ドラマ
キャスト情報:次世代を担う期待の新星と実力派の共演
物語の核心を担う若手二人と、脇を固めるベテラン陣の配役が完璧な調和を見せています。
シム・ヒョンソ:ギョンファン役

内向的だが自分の世界を大切にする転校生。日本の音楽やアニメを愛し、globeの楽曲に救いを見出しています。シム・ヒョンソは、かつてミュージカル『ビリー・エリオット』の韓国版初代ビリーに抜擢された「バレエ少年」であり、本作が長編映画初主演。2026年3月の最新インタビューでは、成人前に撮影した本作の日本公開を「夢のよう」と語るなど、瑞々しい感性でギョンファンの揺れる心を繊細に演じきりました。
ヒョン・ウソク:ジェミン役

クラスのリーダー的存在であり、学級委員を務める模範生。ギョンファンの隣の席になったことから、彼の中に眠っていた「日本のカルチャーへの好奇心」が目覚めていきます。ヒョン・ウソクは『保健教師アン・ウニョン』や『チアアップ』で注目を集めた若手実力派。2001年生まれの彼は、自身が生まれた年の物語を演じるにあたり、当時のドキュメンタリーを観て役作りをしたと明かしており、2026年のブレイク俳優筆頭候補です。
コン・ミンジョン
ギョンファンとジェミンを見守る周囲の大人、あるいは家族的な立場として物語に厚みを与えます。『海街チャチャチャ』や『私の夫と結婚して』で見せた、親しみやすくも芯の強い女性像は本作でも健在。2026年現在も多くのヒット作で欠かせない存在感を示す名バイプレーヤーとして、少年たちの危うい青春にリアリティと温かさを添えています。
イ・ドンフィ
物語にアクセントを加える重要な役どころとして出演。映画『エクストリーム・ジョブ』やドラマ『カジノ』で見せた卓越したコメディセンスと、時折見せる鋭い眼差しが本作でも光ります。2026年も主演作が相次ぐ多忙な彼が、このインディーズ映画に出演を決めたことからも、脚本の質の高さが伺えます。独特の空気感で作品の世界観を引き締めています。
あらすじ:イヤフォンで分かち合った、ふたりだけの禁断の音
韓国映画「君と僕の5分」公開、日本カルチャーがつなぐ少年たちの揺れる青春
— 映画ナタリー (@eiga_natalie) March 12, 2026
日本の大衆文化が規制されていた2001年韓国を舞台とした“ボーイ・ミーツ・ボーイ映画”。挿入歌としてglobeの楽曲も登場する
▼記事・特報映像はこちらhttps://t.co/R5NupSbggO#君と僕の5分 pic.twitter.com/l8361nr8ZT
ネタバレなし:2001年、大邱。MP3プレイヤーが繋いだ秘密
2001年、韓国でも特に保守的な気風が強い大邱。転校生のギョンファンは、クラスメイトたちから「オタク」と揶揄される孤独な少年でした。彼の唯一の慰めは、当時まだ大衆文化の流入が制限されていた日本の音楽。昼休み、一人でglobeの曲を聴く彼に興味を持ったのは、意外にも優等生のジェミンでした。バスの最後尾でイヤフォンを片方ずつ分け合い、日本のカルチャーという「共通の秘密」を共有する二人。放課後のゲーセンやCDショップで過ごす時間は、彼らにとって世界で一番安全な場所でした。しかし、ギョンファンがジェミンにある重大な秘密を告白したことで、その均衡は脆くも崩れ去ります。
ネタバレあり:告白の代償と、5分間の永遠
ギョンファンがジェミンに告げた秘密。それは単なる趣味の話ではなく、ジェミンに対する「同性への愛」の告白でした。当時の韓国社会において、それはJ-POP以上に激しいタブー。戸惑いを隠せないジェミンは、翌日からギョンファンを避け始めます。二人の距離は急速に離れ、ギョンファンは再び孤独の淵に立たされます。しかし、映画のクライマックスで描かれるのは、言葉による和解ではなく、音楽を通じた魂の邂逅です。たとえ世界が彼らを認めなくても、あのバスの中でglobeの曲を共に聴いた「5分間」だけは、誰にも奪えない真実だった。切ない別れの予感の中に、自己受容という微かな光が見えるエンディングは、観る者の心に深い余韻を残します。

見どころと魅力の深掘り
時代背景が映し出す「秘密」の重みとJ-POPの魔力
本作の最大の魅力は、2001年という特殊な時代設定にあります。今でこそ日韓の文化交流は当たり前ですが、当時はまだ日本の楽曲が「公式には手に入りにくい」禁断の果実でした。その閉塞感の中で、globeのデジタルな旋律が少年たちの心を解放していく様子が、圧倒的なノスタルジーと共に描かれます。カセットテープからMP3プレイヤーへの過渡期、分厚いPCモニター、大邱の古い街並み。監督のオム・ハヌルがこだわった「アナログな感性」が、2026年のデジタル社会に生きる私たちの心に、忘れかけていた「大切なものを守り抜く情熱」を思い出させてくれます。
シム・ヒョンソとヒョン・ウソクが魅せる、言葉なき「瞳の演技」
台詞を極限まで削ぎ落とし、視線や指先の微かな動きで感情を伝える演出が、本作の純度を高めています。シム・ヒョンソ演じるギョンファンの、憧れと恐怖が混じり合った眼差し。そしてヒョン・ウソク演じるジェミンの、好奇心が戸惑いへと変わる複雑な表情。二人がバスの座席で肩を寄せ合うシーンは、物理的な距離以上に心の距離の近さを感じさせ、息を呑むほどの緊張感と美しさが漂います。この二人の「ケミストリー」こそが、本作を単なる青春映画を超えた、普遍的な愛の物語へと押し上げています。
SNSの声:今、世界が注目する『君と僕の5分』への期待
globeの曲が流れた瞬間、鳥肌が立った。2001年の韓国でこんな風に日本の音楽が聴かれていたなんて。ギョンファンの孤独が痛いほど伝わってきて、バスのシーンは映画史に残る美しさだと思う。(引用元:Filmarks 投稿者名:韓ドラ部Aさん)
大阪アジアン映画祭で観たけど、これは絶対映画館で観るべき。シム・ヒョンソ君のビリー時代を知ってるから、こんなに素敵な俳優さんになったことに感動。2026年の公開が待ち遠しい!(引用元:X 投稿者名:ドラマファンBさん)
期待の声に変更:日本の文化が禁止されてた時代の話なんだ。今のK-POPブームとは逆の現象が起きてたと思うと興味深い。ヒョン・ウソク君の制服姿も最高だし、J-POPがどう使われるのか楽しみ!(引用元:Instagram 投稿者名:韓ドラ記録Cさん)
原題が『404 Still Remain』というのも深い。見つからない、存在しないことにされている彼らの感情が、音楽を通じてだけは確かに存在している。切なすぎて胸が締め付けられそう。(引用元:X 投稿者名:ドラマ考察Dさん)
104分という尺の中に、あの夏の全てが詰まってる感じ。J-POPがつないだ二人だけの時間、というキャッチコピーが秀逸。2026年6月5日、カレンダーに速攻でチェック入れました。(引用元:Filmarks 投稿者名:ドラマ好きEさん)
主演俳優シム・ヒョンソ出演のおすすめドラマ3選
「バレエ少年」から、2026年を象徴する演技派へと成長したシム・ヒョンソ。彼の軌跡を辿る3作品です。
未婚男女の効率的な出会い方
2026年2月末からスタートした最新作。マッチングアプリや効率を重視する現代の恋愛事情を描いたラブコメディで、シム・ヒョンソは恋愛に慎重なMZ世代の青年を瑞々しく演じています。本作『君と僕の5分』のギョンファンとは対照的な、現代的なキャラクターに注目です。
『チアアップ』
大学の応援団を舞台にした、若者たちの情熱と友情を描く青春ロマンス。ヒョン・ウソクは応援団のメンバーとして出演し、爽やかなスポーツマンシップを見せています。端正なビジュアルと、仲間を想う熱い演技が光り、次世代ブレイク俳優としての存在感を知らしめました。
『恋愛ワードを入力してください〜Search WWW〜』
IT業界を舞台に働く女性たちの恋と仕事を描くスタイリッシュなドラマ。ヒョン・ウソクはモデル役として特別出演しており、その抜群のスタイルと存在感で視聴者の視線を奪いました。短い出番ながらも、彼の持つカメレオンのような適応力とスター性を確認できるファン必見の作品です。
まとめ
映画『君と僕の5分』は、かつて誰もが経験したであろう「青い痛み」と、抑圧された時代だからこそ輝いた「一瞬の純粋さ」を閉じ込めた珠玉の青春映画です。ヒョン・ウソクとシム・ヒョンソという新星たちの共演、そしてglobeの名曲が彩る世界は、2026年の今だからこそ、私たちの心に深く響くはずです。
6月5日より全国で順次公開。新宿武蔵野館、角川シネマ有楽町ほか、お近くの劇場で、あの頃の君と僕に会いに行ってください。





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