話題の中心は『暴君のシェフ』の“暴君”イ・ホン

韓国tvN土日ドラマ『暴君のシェフ』(英題:Bon Appétit, Your Majesty)は、国内外で大きな反響を集めている。王・イ・ホンを演じるイ・チェミンは、冷酷と寂寥を同居させる難役で存在感を爆発。作品の空気を一変させる“視線の演技”と、王としての威厳と少年性の揺らぎを両立させ、視聴者の没入度を一気に高めている。
視聴率は自己最高を更新

直近放送回(9月上旬時点)で首都圏世帯平均13%台、全国世帯平均12%台を記録。初回4.9%から2.5倍以上の伸長で、2025年tvNドラマの中でも突出した数字を叩き出している。
暴君のシェフ | オフィシャル クリップ映像 | Netflix/YouTube
Netflixでも“同時旋風”
韓国放送と同時期にNetflixでグローバル配信。配信直後から多地域でシリーズTOP10入りを果たし、海外視聴でも注目度が急上昇している。土日21:10(韓国)放送・更新のリズムも視聴習慣化に寄与している。


成功要因:美食×タイムスリップ×ロマンス
- フレンチと朝鮮宮中料理が交差する“食の演出”が圧倒的。盛り付けや手元の所作まで“見せる料理”として映像化され、味覚を想像させるカット割りが秀逸。
- “フレンチシェフが朝鮮時代に行く”という王道タイムスリップ設定に、ロマンチック・ファンタジーの快楽と宮廷政治の緊張感が同居。
- 時代劇演出に定評のあるチャン・テユ監督の緻密な画作りとメリハリの効いた演出テンポが、ジャンル横断の要素を高い完成度で束ねている。
キャスティング交替の逆風を跳ね返したイ・チェミン
制作初期の主演交替で不安視もあったが、イ・チェミンは乗馬・弓術・剣術・処容舞などを徹底習得。エネルギッシュな存在感と説得力で“代替不可”の主人公像を確立した。ユナ(少女時代)との年上年下カップルの化学反応も評判が高く、怒気から無邪気さまで振れ幅の大きい感情表現がロマンスを加速させている。
“ドア男”系譜を継ぐ次世代スター性
約190cmの長身としなやかな所作は時代劇衣装でより映える。鍛えられた上半身の見せ方、長い手足を活かした立ち姿は、画面の密度を一段上げる“絵の強さ”を演出。昨年の“ソンジェ背負って走れ”シンドロームで脚光を浴びたビョン・ウソクを想起させる“ポスト”像として語られるのも納得だ。
作品基本情報(まとめ)
・原題:폭군의 셰프
・英題:Bon Appétit, Your Majesty
・放送:tvN(韓国)土日21:10
・配信:Netflix(日本含む)
・初回:2025年8月23日
・話数:全12話予定
・演出:チャン・テユ
・脚本:fGRD
・出演:イム・ユナ、イ・チェミン、カン・ハンナ、チェ・グィファ
・ジャンル:史劇/ファンタジー/ロマンス/グルメ
こんな人におすすめ
・美食×ロマンス×時代劇の“全部乗せ”を一気見したい
・料理シーンの映像美や所作にこだわる作品が好き
・王×現代シェフのギャップ萌え、年上年下カップルのケミを味わいたい
・“強いビジュアル”の時代劇を写真中心で楽しみたい
・次世代スター俳優の成長曲線を追いたい
まとめ
主演交替というハンデを、イ・チェミンの突破力が“追い風”へ転じた。視聴率も配信トレンドも右肩上がりで、2025年の話題作を象徴する一本に。王の矜持と孤独、そして料理でつながるロマンスの高まり——“シンドローム”の熱は、ここからさらに続いていく。




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