Netflixドラマ『Business Proposal』(邦題:社内お見合い)が再び世界中で話題を集めている2025年7月。主演を務めた俳優アン・ヒョソプが、時を経て再注目される喜びと驚きを、最新インタビュー(Times of India/2025年7月10日付)で語った。
俳優、そしてアーティストとしての視点から見たこの再ブームと、彼の今後の活動についてたっぷりと紹介する。
『社内お見合い』再ブームの裏側
※画像はNetflix Japan公式YouTubeチャンネルより引用。『社内お見合い』予告編より(出演:アン・ヒョソプ)
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2022年の配信時に世界190ヵ国以上でランキング入りを果たした『Business Proposal』は、韓国の王道ラブコメとして一躍大ヒット。その主演を務めたアン・ヒョソプ演じるカン・テムは、完璧すぎる財閥御曹司として多くの視聴者の心を掴んだ。
2025年現在、再配信やSNSのバイラル投稿、ショート動画での名シーン拡散などを背景に、アジア圏を中心に第2波ともいえるブームが起きている。
――作品が再注目されたことについて、率直な気持ちは?
アン・ヒョソプ: 正直、驚きました。3年も経ってから再び注目されるとは思っていなかったです。でも、どこかで「このドラマはまた愛されるかもしれない」とも思っていた自分がいて。嬉しいですし、感謝の気持ちでいっぱいです。
――再ブームのきっかけについて、どのように見ていますか?
アン・ヒョソプ: SNSでの再編集動画や「社内お見合いを観返した」という投稿が、どんどん広がっていたんですよね。時代が変わっても、恋愛の“ときめき”ってやっぱり強いんだと感じました。
英語圏でも注目を集める理由
アン・ヒョソプはカナダ国籍を持ち、英語名はポール・アン。ネイティブレベルの英語力を活かし、インタビューや海外プロモーションでもスムーズな対応が話題となっている。
――英語圏のファンとの交流は?
アン・ヒョソプ: 僕がカナダ育ちということもあって、SNSを通じて英語でコメントしてくれる方も多いです。Netflixでの配信が世界中につながっていることを実感しますね。
――英語が堪能であることは、どんなメリットがありますか?
アン・ヒョソプ: 海外スタッフや監督と直接コミュニケーションがとれるのは大きな強みですね。自分の考えを伝えるスピードが早いので、現場での信頼感にもつながります。
また、国際的な映画祭や授賞式などでも通訳なしで受け答えできることが、俳優としての印象を良くしてくれるとも感じています。将来的には英語圏の作品にも出演したいという夢も持っています。
世界的な再評価と演技力の成熟
アン・ヒョソプの演技は、2022年当時から評価されていたが、2025年の再ブームでは「再発見」の意味合いが強い。多くの視聴者が、彼の繊細な表現や自然な会話のやりとりに再び魅了されている。
――改めて作品を見返した人々から「演技が自然」「カン・テムの表情に引き込まれた」という声が届いています。
アン・ヒョソプ: 僕自身、当時は必死に演じていたという感覚でしたが、今になって振り返ると、細かい部分で自分なりの工夫がたくさん詰まっていたなと思います。再評価してもらえるのは、本当にありがたいです。
また、撮影中は監督や共演者と多くのディスカッションを重ねたことも、作品の完成度につながったと思います。
2025年以降の展望
アン・ヒョソプは、the present co.所属の俳優としてだけでなく、アーティストとしても活動の幅を広げている。2025年以降の展望についても語っている。
――今後はどんな役に挑戦したいですか?
アン・ヒョソプ: ダークなキャラクターや、実在の人物を演じてみたいですね。もっと「等身大ではない役」を経験して、自分の中の幅を広げたいと思っています。
歴史ドラマやノワール作品など、これまで避けていたジャンルにも挑戦することで、新しい自分を発見したいとも考えています。
――アーティスト活動については?
アン・ヒョソプ: 音楽も自分の大切な表現手段です。今は俳優業が中心ですが、タイミングを見てまた曲を発表したいという気持ちはあります。実は最近、ギターを使った自作曲をいくつか制作していて、タイアップの話も少しずつ進んでいます。
プロフィール
- 名前:アン・ヒョソプ(Ahn Hyo Seop)
- 英語名:ポール・アン(Paul Ahn)
- 生年月日:1995年4月17日(30歳)
- 出身地:韓国・ソウル特別市
- 国籍:カナダ
- 身長:188cm
- 所属:the present co.
- 学歴:国民大学校、清潭高等学校
- 代表作:
- 『社内お見合い』
- 『アビス』
- 『浪漫ドクター キム・サブ』シリーズ
- 『いつかの君に』
- 趣味:作曲、旅行、語学学習、写真撮影
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社内お見合い OST
アン・ヒョソプとgugudan出身のキム・セジョン主演、SBS放送の大人気韓国ドラマ『社内お見合い』のオリジナル・サウンドトラックが、豪華2枚組CDで登場。同名のWEB小説を原作に、ウェブコミックとして制作され爆発的な人気を博した本作は、財閥3世のカン・テムと、偶然の出来事から自分の会社の代表とお見合いをすることになったシン・ハリの甘くスリリングな社内恋愛を描くストーリー。OSTにはMeloManceやイ・ムジン、BamBamをはじめ、豪華アーティストが多数参加。歌唱曲11曲に加え、ドラマの世界観を彩るBGM23曲を収録。
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収録内容
[CD.1]
- 恋みたい / MeloMance
- Sweet / イ・ムジン
- You Are Mine / VICTON
- 天気雨 / MOVNING
- Melting / BamBam
- 恋みたい / SECRET NUMBER
- 愛が私の中に入ってくる / ジハン, パク・ソウン (Weeekly)
- Closer / ソン・ハイェ
- Whatever You Want / ハン・スンユン
- 春風のように会いに来て / ニュー (THE BOYZ)
- It’s Up To You / ムン・スジン
[CD.2]
- Be Mine
- Cream Shake
- Forest Of Memories
- Never Ending Falling Down
- Peaches On The Bed
- Modern Show
- To Find You
- Awkward Situation
- In The West
- Damn It
- Let Us Go
- Lemonade
- Ullala Ullala
- My Honey Dream
- After All
- BongKuRa
- Candle Light
- Hi Kid
- My Beauty
- Samba Girl
- God Of Love
- Terrible Mistake
- Acoustic Romance
甘く胸をくすぐるラブソングからドラマチックなインストまで、『社内お見合い』の魅力を余すことなく詰め込んだ一枚。視聴後の余韻を音楽でも堪能できる、ファン必携のサントラです。
まとめ
アン・ヒョソプは、2022年に大ヒットした『社内お見合い』を通じてグローバルに躍進し、2025年の再ブームによって再び注目を集めている。演技力、言語力、そして人間性。そのすべてが国境を越えて届く理由だ。
今回のインタビューを通じて見えてきたのは、彼の冷静さと誠実さ、そして常に学び続けようとする姿勢。韓国ドラマ界を超えて、国際的な舞台での活躍が現実味を帯びてきた今、その成長の軌跡を見守る価値はますます高まっている。
これからのアン・ヒョソプの活動に注目しつつ、彼の歩みを応援していきたい。
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筆者の視点・感想(『社内お見合い』アン・ヒョソプさん)
『社内お見合い』は、“THE 王道ラブコメ”として楽しめる作品で、その中心にいるのがアン・ヒョソプさん演じる財閥御曹司カン・テム。彼のナルシストな一面と、少し天然でかわいらしいギャップが絶妙で、毎話ごとに胸がキュンとなりました。
アン・ヒョソプさんは、これまで多様な役柄をこなしてきた演技派ですが、本作では「美しすぎない美男子」としての魅力を余すところなく発揮。笑いどころも多いながら、胸キュンセリフのタイミングや表情の使い方が非常にうまく、自然に惹きつけられます。
12話というスピーディな構成の中で、アン・ヒョソプさんは見た目だけでなく、ストーリー進行を牽引する存在として格好良さも際立っています。ファンなら納得、ファン以外の方にも「この人、すごい俳優だ」と思わせるほどの光を放っていました。





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