イム・シワン主演!勘違い学園コメディ『少年時代 -恋と涙と青春と-』

『少年時代 -恋と涙と青春と-』 ラブコメ

2025年に話題をさらっている韓国ドラマ『少年時代 -恋と涙と青春と-』は、笑いあり、涙あり、そして熱い青春要素も詰まった“勘違い学園コメディ”です。
全10話というコンパクトな構成ながら、回を重ねるごとに物語の奥行きが広がっていく構成で、視聴者を引き込んでやみません。

本作は、軽快なテンポで描かれる日常のコメディ要素と、主人公の内面成長を丁寧に描くヒューマンドラマのバランスが絶妙。主人公ビョンテの“たった一つの勘違い”を発端に、学園生活が大きく動き出します。
笑いだけでなく、友情、恋愛、アイデンティティの確立など、思春期ならではのテーマを描いており、若年層はもちろん、大人にも刺さる作品です。

動画は韓国ドラマ『少年時代』公式プロモーション映像より引用しました ©tvN Asia

少年時代 -恋と涙と青春と-
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2枚目俳優イム・シワンが“見栄っ張りで情けない”主人公に挑戦!

イメージを覆す大胆なキャスティング

『少年時代 -恋と涙と青春と-』イム・シワン

これまで『ミセン-未生-』や『トレーサー』などで知的かつ誠実なイメージを確立してきたイム・シワンが、今作ではガラリと印象を変え、自意識過剰で気弱、だけどどこか憎めない高校生ビョンテを演じています。

30歳を超えて高校生役という挑戦にもかかわらず、そのルックスと自然な演技力で違和感を感じさせません。これまでの“2枚目”イメージを見事に覆す役柄で、新たなイム・シワンの魅力に気づかされます。

ビョンテのキャラクターと物語の軸

転校初日、些細な偶然から“伝説の不良”として学園内で崇められることになったビョンテ。最初は恐怖と戸惑いの連続ですが、次第に不良たちの信頼を得て、思わぬ成長を遂げていきます。

しかし本物の”牙山の白虎”が現れることで、ビョンテの立場は大きく揺らぎ始め、彼自身が抱える葛藤も露わになっていきます。

※【注釈】「牙山(がざん)」:韓国忠清南道北部にある港町。牙山湾は日清戦争の戦場として知られています。

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キャスト陣の魅力と個性豊かな登場人物

出演キャストと注目の役柄

  • イ・ソンビン(ジヨン)
「少年時代」イ・ソンビン
  • 女番長“黒グモ”役として強烈な存在感を放つ
  • 『空気殺人~TOXIC~』『酒飲みな都会の女たち』などで知られる注目女優
  • ビョンテとジヨンの関係が本作の恋愛軸を支える

  • イ・シウ(ギョンテ)
    • 本物の”牙山の白虎”として登場し、物語を大きく動かすキーパーソン
    • 韓国版『紙の月』での好演で若手俳優として脚光を浴びる
  • カン・ヘウォン(ソンファ)
    • 元IZ*ONEメンバーであり、ビジュアル担当としての魅力が発揮
    • 扶余農業高校のマドンナ役として、ビョンテとのロマンスを演出

※【注釈】「扶余(ふよ)」:大韓民国忠清南道の郡で、古代百済の首都があった歴史的・文化的地域。

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ストーリーの魅力と見どころ

ドラマの主な展開

転校生として扶余農業高校にやってきたビョンテは、偶然から不良グループに“牙山の白虎”と勘違いされます。気の弱い彼は否定もできず、そのまま学園内で最強の存在として君臨することに。

最初は恐る恐る生活するビョンテでしたが、不良たちの信頼と友情に触れるうちに徐々に自信をつけ、リーダーとしての資質も芽生えていきます。そこに登場するのが、本物の牙山の白虎・ギョンテ。

恋の予感を抱かせるジヨンやソンファとの関係にも注目です。学園の中で築かれていく人間関係、友情、恋愛、誤解と和解——青春のすべてが詰まった展開が繰り広げられます。

見どころポイントまとめ

  • 勘違いから始まる学園トップの座
  • 気弱な主人公が仲間と成長していく姿
  • 不良たちとの意外な友情
  • ライバルとの緊張感あふれる対立構図
  • 恋の三角関係に揺れる青春の心模様

主演・イム・シワンのプロフィール

  • 名前:イム・シワン(임시완)
  • 生年月日:1988年12月1日(36歳)
  • 出身地:韓国 プサン広域市
  • 身長:168cm
  • 所属グループ:ZE:A(ゼア)
  • デビュー:2009年(ZE:Aメンバーとして)
  • 主な出演作
    • 映画『弁護人』
    • ドラマ『ミセン-未生-』『トレーサー』『王は愛する』など
  • 魅力:誠実で繊細な表現力が高く評価されており、今回のようなコメディ要素の強い役柄でも持ち前の演技力でしっかりと人物像を構築。

少年時代 OST

イム・シワン主演のドラマ『少年時代』のオリジナル・サウンドトラックがリリース。劇中の感動や緊張感、ユーモアを彩る多彩な楽曲が揃い、作品の世界観を音楽で鮮やかに彩ります。

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【収録曲】

【CD.1】

  1. イ判事版 / NORAZO
  2. When I Was Young / Munan
  3. 深い夜に僕たち / more
  4. Take Me Home / イム・シワン
  5. 出て行け
  6. 扶余·黒クモ
  7. チャン・ビョンテ? チョン・ギョンテ?
  8. ドキドキヒャ
  9. 農高ハンマダン
  10. どいてください
  11. Little by Little
  12. テッキョンサッカー
  13. What Happened?
  14. 忍び
  15. 一杯ひゃあ
  16. 覚醒の時間
  17. Splash Ver.1
  18. これは作戦にない話だよ
  19. Splash Ver.2
  20. チャン・ビュンテ
  21. Fight
  22. フミ
  23. 憎くてももう一度
  24. 扶余農高校歌
  25. 帰れ帰れソング
  26. 僕たちの少年時代

多彩なジャンルの楽曲が収録され、物語の喜怒哀楽を存分に感じられる一枚です。

まとめ:笑い、恋、成長を描く青春の傑作!

『少年時代 -恋と涙と青春と-』は、イム・シワンの新たな代表作になること間違いなし。見た目とは裏腹な成長物語、そしてクスっと笑える勘違い要素が絶妙にミックスされた本作は、多くの視聴者に“懐かしい青春”を呼び起こしてくれることでしょう。

全10話という手軽さでありながらも、丁寧に描かれるキャラクターの変化と心の機微。友情、恋愛、対立、変化と成長が美しく絡み合い、視聴後には心があたたかくなる作品です。

週末にまとめて一気見したくなるような“観やすさ”も本作の魅力のひとつ。新しいイム・シワンの魅力をぜひ体感してください。

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少年時代 -恋と涙と青春と-
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筆者の視点・感想

『少年時代』は、30歳を過ぎてもなお制服姿の高校生役が自然にハマるイム・シワンさんの存在感が際立つ作品です。まるで“違和感ゼロ”の演技力と若々しさに、筆者は驚かされました。学生時代特有の葛藤や友情、そして笑いと涙が詰まった物語を、見事にリアルに表現してくれています。

舞台となるのは、韓国・忠清南道北部の港町。地方色豊かな舞台設定と、そこで話されるちょっとクセのある言葉づかいが、作品にユーモアと温かさを添えています。地元の空気感や人間関係の描写も秀逸で、観ていてどこか懐かしい気持ちにさせてくれました。
イム・シワンさんは、繊細な表現力とコミカルな演技のギャップが魅力。学生役でも大人っぽさを感じさせる場面があり、そのバランスが物語に奥行きを与えています。

ファンの方はもちろん、彼をよく知らない方にもおすすめしたいドラマです!
若さゆえのまっすぐさや、不器用な優しさがたくさん詰まった『少年時代』。筆者にとっては、“何度でも見返したくなる青春の記憶”のような一作です。

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