U-NEXTで2025年12月17日〜 独占配信開始の、韓国ドラマ『メスを持つハンター』は、犯罪捜査でも法廷でもなく、「解剖」という最も静かな現場から狂気に迫る心理スリラーです。主人公は天才解剖医。彼女がメスを入れた遺体から浮かび上がったのは、20年前に死んだはずの連続殺人犯――そして、自分の父親の痕跡でした。本作が描くのは正義の勝敗ではなく、血縁という逃れられない宿命と、人がどこまで自分の過去と向き合えるのかという問いです。
こんな人におすすめ
・サスペンスや犯罪心理スリラーが好きな人
・猟奇的すぎないが、じわじわ追い詰める物語を求めている人
・家族や血縁をテーマにした重厚な韓国ドラマが好きな人
・単なる犯人捜しではなく、心理戦を楽しみたい人
・医療ドラマとは一線を画す“解剖×犯罪”設定に惹かれる人
動画は韓国ドラマ『メスを持つハンター』公式本予告を
PLAN Kエンタテインメント公式YouTubeチャンネルより引用しました。
作品基本情報

・作品名:メスを持つハンター
・配信:U-NEXT
・話数:全16話
・ジャンル:犯罪心理スリラー、サスペンス
あらすじ(ネタバレなし)
天才的な技術を持つ解剖医ソ・セヒョンは、冷静沈着で感情を表に出さない人物として知られていました。日々、無数の遺体と向き合う彼女にとって、死は分析すべき対象でしかなかったはず。しかしある解剖中、セヒョンは思いもよらない事実に直面します。その遺体の殺害方法が、かつて世間を震撼させた連続殺人事件と酷似していたのです。
しかもその犯行手口は、20年前に死亡したとされる連続殺人犯――自分の父親のものと一致していました。死んだはずの父は生きているのか。それとも模倣犯なのか。セヒョンは警察に先んじて真相を突き止めるため、解剖医という立場を超え、危険な領域へ足を踏み入れていきます。
あらすじ(ネタバレあり)
調査を進めるうちに、セヒョンは父の犯行が偶発的なものではなく、緻密な計算と異常な執着によって成り立っていたことを知ります。遺体に刻まれた痕跡は、彼女の記憶と過去を容赦なく呼び覚まし、封じ込めてきた幼少期のトラウマを掘り起こします。
一方、正義感の強い刑事チョン・ジョンヒョンは、セヒョンの異常な行動に疑念を抱きながらも、次第に彼女の知識と洞察力に惹かれていきます。しかし捜査が進むほど、セヒョン自身が事件と深く結びついている可能性が浮上。父を追う娘という構図は、やがて「追う者」と「追われる者」の境界を曖昧にし、セヒョン自身がどこまで人として踏みとどまれるのかを試す展開へと進んでいきます。
見どころ・魅力
解剖という静寂が生む、極限の緊張感
『メスを持つハンター』最大の特徴は、銃撃戦や派手なアクションではなく、解剖室という静かな空間で物語が動いていく点です。無音に近い空間で進む作業、メスが皮膚に入る瞬間の緊張感、骨や内臓が語る事実。派手さを排した演出だからこそ、観る側は否応なく画面に集中させられます。解剖は証拠を語り、同時に主人公の精神を追い詰める装置として機能し、他の犯罪ドラマにはない独特の恐怖を生み出しています。
父と娘という逃れられない関係性
本作が単なる連続殺人ドラマに終わらない理由は、犯人と主人公が「血でつながっている」点にあります。父はなぜ殺したのか。娘はその血を引いているのか。セヒョンは理性で父を否定しながらも、遺体に残された痕跡に異様な理解を示してしまう自分自身に恐怖を覚えます。この葛藤が物語全体を貫き、視聴者にも「自分ならどうするか」という重い問いを突きつけてきます。
善悪では割り切れない心理戦
警察と犯罪者という単純な構図ではなく、登場人物それぞれが異なる正義と恐怖を抱えている点も見どころです。セヒョンは父を止めたい一心で動きながら、結果的に法を逸脱していく可能性を秘めています。一方、刑事ジョンヒョンも正義を掲げながら、セヒョンへの感情によって判断を揺さぶられる。この不安定な心理バランスが、物語を最後まで予測不能なものにしています。
キャスト情報
パク・ジュヒョン(ソ・セヒョン役)
『禁婚令』などで高い評価を受けてきた実力派女優。感情を抑えた演技の中で、わずかな表情の変化だけで内面の崩壊を表現できるのが強み。本作では天才解剖医としての冷静さと、父の影に揺れる人間的な弱さを両立させ、物語の緊張感を支えています。
カン・フン(チョン・ジョンヒョン役)
誠実な役柄に定評のある俳優で、本作では正義感と人間的な迷いを併せ持つ刑事を好演。セヒョンへの信頼と疑念の間で揺れる姿がリアルで、物語の感情的な軸の一つとなっています。
パク・ヨンウ(父/連続殺人犯役)
数々のドラマで存在感を放ってきたベテラン俳優。穏やかな表情の裏に狂気を潜ませる演技は圧巻で、姿を現さない場面でも強烈な影を残します。彼の存在そのものが、作品全体の恐怖を底上げしています。
SNSの声
・「解剖シーンが怖すぎる。静かなのに一番ゾッとするタイプ」/X(旧Twitter)
・「父と娘の関係性が重くて目が離せない」/Filmarks
・「犯罪ドラマなのに心理描写が中心で新鮮だった」/note
・「派手じゃないのにずっと緊張感が続く」/韓ドラ感想ブログ
・「パク・ジュヒョンの演技が本当にすごい」/X(旧Twitter)
まとめ
『メスを持つハンター』は、正義が勝つか負けるかを描く物語ではありません。血縁という逃れられない鎖と、人がどこまで自分の過去を断ち切れるのかを描いた、極めて内省的な心理スリラーです。解剖という静かな行為の中で暴かれる真実は、時に叫び声よりも恐ろしい。重厚で考えさせられる韓国ドラマを求めている人にこそ、強くおすすめできる一作です。




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